こんにちわ。
先日は医療の質について書いてみましたが、今日はその裏側?の話です。
裏側といっても、ご想像とはちょっと違うかも・・・
それは、学会の思い出話です。強烈な印象の二つの学会について。
一つ目は、その方面の日本一大きな学会です。3日かけて行われるその学会に参加したときのことです。
介護保険の見直しの前の段階でした。どうなるのだろうと興味心身だった私は、厚生労働省のその大仕事に関わっておられる方の講演に聞きにはいりました。残念ながら、当初予定していた方ではなく、その部下らしき人が変わりでした。その中身は・・・・なんと、まだ介護保険の見直しについて具体的なものは、できていない(出せないではなく)というものでした。
おいおいという気持ちで聞いていましたが、ぶっつけ本番の日本なんだなぁと・・
もう一つ目は、マイナーだけど由緒ある学会です。東大出の先生から勧められて入り、発表しました。ですが、ほとんどが東大といくつかの大学の研究者ばかり。学会自体も二つの大学の施設を交代にされているとのことでした。
中身は、さすがに手のこんだ研究ばかりで、私のような地方の大学からの発表には、ありよりも細かい質問で攻められました。(もっともそれは、知識を試すような質問で、統計をどうよむかという部分で、驚きましたが)
その学会で何よりも驚いたのは、使用する施設です。東大というのはいいのですが・・・
東大についてびっくりでした。
建物がみつからないのです。
事務の方に聞いてもみつからない・・・・
???と思い、探すこと1時間。なんと、建築中の建物でした。しかも、せまい建物と建物の間に建った高層の・・・
まだまだ建築中の建物は、その日だけ上階二つだけ開放されたようで、エレベーターから廊下までビニールで覆われていて、それ以外は何もできあがってない常態でした。
発表する教室?も、そこだけがビニールがはがされていて、それ以外はビニールのカーテンを開けて、あけて、あけて入るという工事の中というか、施設点検もまだだろうなという感じでした。
どちらも医療の質をあげるべく誇り高い学会なのですが、裏側とはこんなもんです。
大きな学会は大きいだけにお祭り気分、旅行気分もあり・・・
このマイナーな由緒ある学会は、小さい、施設費も少ないけど熱い、熱い討論が行われる・・・
どちらも思い出深い学会です。
PR